飲食店への「プロ店長」派遣で有名な人材派遣「㈱リンク・ワン」は4月28日、民事再生法適用の申請をしていたことが、帝国データバンクの調べでわかった。2009年に発覚した不適切な取引に加え、2010年の有価証券報告書の虚偽記載による信用失墜が響き、4月26日付けで上場廃止となっていた。負債総額は3億600万円。
同社は2001年に設立。不振店舗へ店長を派遣し経営改善を図る「プロ店長」派遣などの人材派遣事業を中心に、飲食店の直営・FC運営事業にも注力してきた。2006年の売上は32億9,500万円を計上。
その後、外食不況から飲食店運営事業が落ち込み、2009年には過去の不適切な取引が判明し、管理銘柄に指定。さらに2010年5月に有価証券報告書の虚偽記載が発覚したことで、金融庁より課徴金が課された。
資金繰りが逼迫するなか、2011年2月に再建計画を開示するも、東証の上場廃止基準である「開示1ヵ月後の時価総額が5億円未満」に抵触し上場廃止。今回の申請に至った。
「㈱リンク・ワン」:資本金17億2,738万1,300円、従業員26名、東京都新宿区
<事業再生オンライン取材班>





