世界的な金融・経済危機から2年。ようやく世界経済に薄日がさす中、日本経済の足元は輸出企業の伸び悩みで踊り場状態にある。本格的な景気回復にはもうしばらく時間がかかりそうだ。とはいえ、東京商工リサーチの調べによると、2010年11月の企業倒産件数(負債総額1千万円以上)は1061件と前年同月と比べ6.3%減り、16ヶ月連続で前年同月を下回った。中小企業金融円滑化法などの金融支援の効果が続いている格好であり、政府は中小企業金融円滑化法をもう1年延長する見通しだ。倒産原因では販売不振を中心とする「不況型」倒産が10カ月連続で8割を超えており、中小企業の経営環境が厳しいことは間違いない。政府も金融機関の再生コンサル機能強化を謳っていることを考えると、企業再生のニーズはこの先も高まることが予想される。ここでは、ターンアラウンド業界において主要な役割を担う「企業コンサルティング」「リーガルサービス」「不動産ソリューション」「ファイナンス」の4分野における最新の動向やトピックスについて取り上げる。






